11月18日(水)
昨日、日記を書いた後、車に乗り込み、今売れてる
ユーミン(*)のベストアルバム『Neue
Musik(*)』を聞きながら、女満別空港へ。
雪が舞う白い世界の中、「恋人がサンタクロース」「BLIZZARD」「スキー天国、サーフ天国」とピッタリの曲が流れ、ゴキゲン。
しかし、このとき由利ママは、これが大変な出張の前奏曲とは、知る由もなかった。(サスペンス調)
空港に着くと、出発時間は若干遅れるものの、東京行きの便が出ることがわかりホっとひと安心。
おみやげ定番の「ロイズの生チョコ」を買い込み、いざ東京!
夕方、新橋でアントレ(*)の座談会に出席、その後、青山で仕事の打ち合わせ。終わるなり、東京駅に飛び込む。最終「のぞみ」の席に座って、一息。ようやく、メールをチェックする時間ができた。
VAIOPCG-C1(*)は、新幹線のテーブルにピッタリ
そして、夜中の2時。奈良の実家で眠りにつく。
***
翌日、6時に起きて、9時からの仕事の打ち合わせ。
昼に仕事を終え、その足で大阪の伊丹空港へ向かった。
冬季に入り「関西-女満別」は、朝1便のみ。
今日中に、家にたどりつくには、「札幌」を経由するしかない。
午後3時半、千歳空港へ到着。女満別行きを調べると、昨日からの大雪で、昼の便は欠航、直前の便は飛び立ったものの悪天候のため釧路に降りたとのこと。まずい!
しかし、オロオロしていても始まらない。乗り継ぎまでの2時間、しっかり、仕事を2件片付ける。
そして、6時前。女満別行き最終便は、「千歳に引き返す可能性あり」で、満員の乗客を乗せて飛び立った。
女満別上空。徐々に高度を下げる。暗闇の中、街のあかりが映し出す幻想的な白い大地が近づいてくる。サンタクロースになった気分である。そして、6時40分、女満別空港に降り立った。
しかし、安心したのも、つかの間。
空港の駐車場には、雪のかたまりが待っていた。
愛車グランビアの変わり果てた姿
子供の傘で、雪と20分の格闘の末、ようやく駐車場を脱出。北見に向かう。しかし、道は圧雪アイスバーン。スタッドレスタイヤとはいえ、こわいのなんのって。田んぼに頭をつっこむ車を横目に、命がけのドライブだ。
子供たちを預かってくれている友人の家にたどりついたときは、夜8時を回っていた。
お土産は「ポケモン人形焼」。すぐに無くなった。
それでも、由利ママの長い1日はまだ終わらない。
家に帰って、3人娘を風呂に入れ、頭と体を4セット分洗う。
10時過ぎに帰ってきたおとうさんには、千歳で買った「うに弁当」で許してもらい、11時前、ようやく子供たちを寝かせ付けた。
移動直線距離約3000キロの1泊2日の出張であった。
***
が、この大変な1日。実は、結婚記念日だったりする。
自分の仕事の勝手で、何もできなくて、申し訳無い。
でも、こんな無茶ができるのは、すべて家族のおかげ。
あの日から、10年めの今日。この4人に、心から感謝・・・。
3人娘を一度に抱き上げてご満悦のおとうさん
11/19 PM 1:00
家族あっての由利ママ記す
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